ここ１ヶ月

　見事に失速しましたが、弱いなりにしぶとくしがみついている感じですな。生え抜きと捨てられた選手中心で、本当によく頑張っていると思う。
　「できるだけ選手みんなを信じたい」と思いながらも、その中でどうしても信じられない選手がいる。それは那須野という投手。まだまだ若く、発展途上の分もあるだろう。かなりの登板過多であり、疲れは自分達の想像を遙かに超えるだろう。すでに使えない状態なのに、上が休ませてくれないのかもしれない。しかし、もしそうなら。ヤル気なく見えるプレーをしてしまうくらいなら、自分からギブアップして欲しいと思う。
　これまで、ヒドい試合はいくつもあった。元々、那須野は『他人の出した走者を帰す』『自分の出した走者を抑えてもらう』という防御率に現れない分を入れれば数字が跳ね上がる投手だと思う。まぁ、それは監督の采配が大きいので良いとしよう。が、この１ヶ月の中で、先日２日の巨人戦ほどガッカリした試合はなかった。
　大矢監督自身、「三連戦の中でも一番勝てる試合だった」と言っている。が、那須野を打席に送らなければ、次イニングのマウンドに送らなければ、ヤル気なさげなバント失敗とエラーを見ることもなかった(バント処理で簡単に一塁へ投げるような記録に残らないエラーも)　ベンチに戻る際の飄々とした表情を見ることもなかった。クルーンだって、２点リードで打順も違えば同じ結果ではなかったはずだ。
　第云代目四番小笠原は、本当にナイスバントだった。士気を下げまくる原監督のありがたい選手起用・采配も相変わらず。あれだけお膳立てされて勝てなかったのは、本当に残念。いや、相手どうこうではなく、本当に勝てる試合だったし、勝てなくても必死のプレーが見たかった。
　試合日程が厳しく、ベイスターズの選手達は大変だと思うけど、ひとつでも多くいい試合を見せて欲しいと思う。必死にやってくれてる選手みんなに、最後まで精一杯の声援を送りたいと思う。