ギターフリークス初歩の初歩

 基本的に、最近プレイし始めてくれたid:yms-zunさんへ向けたものですが「ギターフリークスやってみたけど、取っ付きにくくて…」という人もドゾ。共に楽しみましょー。
 とりあえず、判ってる事も含めて基本の基本って感じで書いていきます。

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●スピード設定を決める
 オプションをまったく弄ってないなら、スピード設定を弄ってみましょう。
 この場合のスピードとは、譜面の流れてくる速さ。速い間隔で連打するようなノーツが来ると、詰まり過ぎているように見えたり、単純に一度に見えている量が多すぎるように感じる事があるかもしれません。余裕のない時だと『R一色』→『B一色』という2連なのに、『R+B』という一つのノートに見えてしまったり。これを少しでも見やすくするため、音ゲーをプレイするほとんどの人が、自分に合ったスピードを設定しています。音ゲー自体にあまり慣れていない場合、操作の慣れとは別に、流れてきた譜面を瞬時に解析する事が難しいと思います。個人個人の譜面解析しやすいスピードがあると思うので、それを探してみるといいかもです。まあ…バンブラのアレで慣れる事ができるずんさんには、当てはまらないかもしれませんが(笑)
 まずは自分に合ったスピードを探す事が大切。今まで1.0でプレイしていたとしたら、一度2.0でプレイしてみましょう。当然、いつもより速くノートが流れてくる訳ですが、それぞれのノートが持つ『PERFECTやGREATの範囲』も延びているので、音をよく聞いて判定線に合わせるようにします。最初は戸惑うかもしれませんが、しばらく慣れる事も必要なので、判断は早まらないように。
 設定の変更は、コインを入れてスタートする時、Bボタンを押しながらスタートボタンを押す。この場合、最後の『カードへ設定を記録』でYESを選択すれば、毎回変える必要がなくなります。が、そのまえに試す必要があるので…「曲を選択する時、スタートボタンを長押し」で一回一回変更できます。
 ギターの場合、基本的にオブジェ3種(3ライン)と少なく、スピードをかなり上げても上から下まで全体を見る事ができるため、6.0以上という人も少なくありません。個人的には、増え幅を持たせるためにも、少しずつ上げていった方がいいと思います。ちなみに、私茉森の設定は少し特殊で、2.5+SUDDEN(下半分くらいを隠す)を使っています。強いて例えるなら、通常の5.0〜6.0に相当するでしょうか。

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●とりあえずS評価を出しまくる。
 S評価は、ギタドラにおいて「多少ミスもあるけど、ほぼ問題なく弾けてる!」という目安。ゲーム的にも、S評価を続けていれば『EXTRA STAGE』という1ステージサービスなんかもあります。高いレベルの譜面がクリアできるようになっても、そこから10〜20下の譜面をバカにせず、いつでもS評価が取れるように練習してみましょう。現在のバージョンでは相当の曲数があるので、BASICだけでも十分飽きないと思います。たまにADVANCEDで低い数字のものを見つけたら、手を出してみるのもいいかもです(難易度変更は『G押したままP(ピッキング)×2』)
 エクストラステージの出現条件は、各店の曲数設定によって異なりますが、SSを2点・Sを1点・Aを0点・Bを−1点・Cを−2点として、設定曲数をプレイし終えた時点で2点以上ある事が必要です。3曲設定の場合『S・S・A』『SS・A・A』『SS・S・B』など。
 評価はSSからEまでありますが、これらはすべて『PERFECT率+GREAT率』で決まります。合計95%以上あれば、S評価が輝きます。その下は、90%以上でA評価、85%以上でB評価と下がっていきます。逆に最高評価SSは、この合計が100%(GOOD・POOR・MISSがゼロ。必然的にフルコンボ)の時のみ。ギタフリではよく見られる評価ですが、やっぱり特別は特別です。
 で、どうすればPERFECT・GREATを取れるかと言うと…やはり、第一はギター(ベース)の演奏を憶える事。BASICでは、ノーツがかなり減っているところもあるので逆に難しい時もありますが「このタイミングで弾けば、こう鳴る」というのを掴む事です。これは「成績を出すために」という以前に、音ゲーの根本的な楽しみである『演奏している感』に直結します。ただ「難しい指示を出されて、その通りに指が動いたから楽しい」だと、音が鳴る意味がないですもんね。とにかく、数ある曲の中から好きな曲を探し、弾いてる気分になる事。ノリノリで弾きましょう。
 ちなみに、ギターフリークスは他の音ゲーと違い、ネックボタンを決めてからピックレバーを弾くという二つの連動した入力であるため、ネックボタンを間違えてピックレバーを弾くと『完全な間違い』になり、見送った訳ではないのにノートが消滅せず流れていきます。この場合『間違えた操作で弾いたMISS』と『弾けずに見送ってしまったMISS』が2個カウントされます。なので、譜面のノート数に関わらず、MISSが倍々に増えてしまう可能性があるんですね。そして、これが多くなってしまうと必然的にMISS率として膨らみます。PERFECTやGREATを本来なら95%分取っているのに、MISS率のせいで94%に押し潰されてしまう事があるかもしれません。局所的に難易度の高い譜面などには、十分注意しましょう。

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●ベースも忘れずに

 曲選択時、『P→G→G→P』と入力すると、ベースモードになります。デフォルトの並びではギターBASICの難易度順なので、いきなり高い難易度のものもあったりしますが、低いものがあったらプレイしてみましょう。あらかじめ、難易度表でチェックしてからゲーセンに行くと完璧ですね。ドラムマニアが人気あるように、リズム隊になりきるのも燃えるのです。やりましょう。
 このモードから『P→G→G→P』とすると、オープンピックという特殊譜面が選べるのですが、それは置いといて。そこで『P→G→G→P』と入力すると、元のギター難易度選択に戻ります。

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●オルタネイトピッキングの感覚を掴む。

 ピックレバーの入力が上下にある事は、もう知ってるかと思います。当然、最初のうちは「ダダダダダ」とピックレバーを叩く(ダウンピッキング)のが基本です。が、譜面によっては、連打が速すぎて間に合わなかったり、長く続きすぎて疲れてしまう…という事も出てくると思います。ので、「↓↓↓↓↓」のタイミングのまま「↓↑↓↑↓」と弾く訳です。
 しかし『R→G→B→G→R』みたいな譜面があったとして、ダウンで弾けるようなスピードでも、オルタでは弾けなくなるもの。下のレベルでは使うところも少ないかもしれませんが、運指切り替えの少ない長い連打がある譜面で練習しましょう。『浮舟』の最後辺りとか『Utopia』の中間とか。
 オルタピッキングで重要なのは「いくつ弾くのか」という部分だと思います。2連・3連が流れてきたら咄嗟に『↓↑』『↓↑↓』と出来るか。ずっと連続したノーツを弾いていて、急に終わった時、キッチリ止められるか。というのが最初の練習になるでしょうか。

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 思い付いたのをサラッと書いてみました。スコアに関しての事や、スキルポイントに関しては、まだいいかな…と。疑問とかあったら、どんどん訊いて下さいな。