TOMOSUKEアルバム

●marble／TOMOSUKE
ループさせてます。バラエティに富んだ選曲で、飽きないですね。ただ、自分のリクエストした『Rebirth』は入りませんでした(泪)
『The end of my spiritually』　ギタドラでロング化された三曲はそのまま収録されましたが、この曲は新しく作り直してるんですね。IIDXぽさから少し離れた感じというか、さらに優しげな曲になりました。
『Mobo★Moga』　イントロ部分、こうして繰り返し聴いてみると、これって『20，November』に似てるなぁ。今まで気付かなかった。トランペットのフレーズが、何かいいと思いました。
『jet coaster★girl』　このバージョンでは、☆が★になるんですね。典型的な「長くしました」というロングバージョンに感じるので、面白みは無いかと思ったんですが、TOMOSUKEアレンジでは珍しくギターの音がいい感じに強調されていて聴き甲斐あります。あと英詞になってますね。『Sunflower girl』アップテンポバージョンって感じも。
『Marmalade Reverie』　インストになるとは意外でした。とてもムーディーになっていて、生ピアニストが弾いている静かなバーを思い浮かべてしまいます。この雰囲気からブラジリに続くのがシブいですわー。
『にゃんだふる５５』　ゲームで聴くより、えらくボーカルが可愛くなってるような気がします。ちょっと媚び気味かとも思いますが、こういう声って弱いです。飯塚雅弓の歌声みたいな。曲自体も、ビッグバンド風になっていて賑やかで楽しいです。
『Reaching for the Stars』　すごい遅くなってる！　どこかで原曲のテンポに戻るのかと思っていたら、最後までそのままでした。ギターソロの部分を聴いていて「これなら三連繋がるのに〜」とか考えてしまうダメな俺。
『Twinkle Star』　ギタフリではよくプレイしてますねー。フルコン出来そうで出来ないです。アレンジは、ロング化としてはスタンダードな感じでしょうか。原曲好きなので、こういう場合は安心して聞けますね。でも、ギターソロの部分が違う音になってしまったのは残念。一回目のエレピソロはいいんですけど。
『Implantation』　トランス…と言っていいんでしょうか。IIDXでも、トランス系ってよく解らないんですよね。ノリ的には嫌いじゃないんですけど、この辺りの曲はむしろゲームバージョンくらいの尺で終わった方が、スッキリするような気がします。それ以前に、ロング化されてどう変わったのかイマイチ判ってなかったり…(汗)
『カゴノトリ』　ってか、これもインプラ系ですかね。(めっさ長くなった)イントロのギターが全部ピアノになってしまいましたが、この辺りはキーボードメインのTOMOSUKE氏っぽいですね。ギタドラじゃなければ尚更「ギターはバック用」という考えなんだろうなぁーと思います。得意なもので攻めるのは正しい姿でありますな。
『空言の海』　芋曲から収録…は嬉しいところです。どうしてマジSKAアルバムに『悪アガキ』が入らなかったんだー。CD音源も初という事で、正統派なロングアレンジだと思いました。曲自体が元々、焼け野が原〜な感じなので、新鮮と言うほどではないかな。
『LOVE IS ORANGE』　イントロでは何の曲か判りませんね(笑)　可愛く、お洒落なアレンジだと思いました。ファンのリクエスト第一位って事で、かなり力が入っているんじゃないでしょうか。個人的にはオリジナルの方が歯切れが良くて好きですが、これもまた良いと思いますです。

全体的な評。自分のイメージでは、TOMOSUKE氏って「ゲームから離れて自分の味を出したいタイプ」かと思ってたんですが、ゲーム的な面白さを求めて成功している部分も大きいかも、と思いました。という訳で、ゲームで聞いてTOMOSUKE氏の曲が楽しいと思う人なら、このアルバムはすんなり入れるモノになると思います。
嗚呼、それにしてもRebirthロングが(略)